2018年5月13日日曜日

静嘉堂文庫美術館「酒器の美に酔う」ジャンクで一杯1


 ゴールデンウィークには、実にたくさんの方々にご来館いただきました。ありがとうございます。まだの方には、ぜひ静嘉堂文庫美術館まで足を運んでいただき、特別出品の「曜変天目」とともに、我が館が誇る酒気の美に酔って欲しいなぁと祈念しています。

さて、美術雑誌『國華』については、いま東京国立博物館で開催中の特別展「國華創刊130周年記念 名作誕生」の紹介を含めて、何度もアップしたところです。この『國華』が主宰するハイグレード美術愛好クラブ()に、國華清話会があります。その会報誌に、「私の愛する三点」という連載エッセーのページが用意されているのですが、そこに「ジャンクで一杯!?」と題して寄稿したことがあります。

結構おもしろい駄文に仕上がったと自負しているのですが、何といっても発行部数の少ない会報誌のことゆえ、たくさんの饒舌館長ファン()やフェイスブック・フレンドにも読んでいただきたいなぁと思ってきました。ちょうど「酒器の美に酔う」にもふさわしいエッセーですので、後日談を加えてここに改めてアップすることにしました。よろしくご笑覧のほどを……。

0 件のコメント:

コメントを投稿

渡辺浩『日本思想史と現在』7

しかし渡辺浩さんは、先行研究が指摘した二つの点について、高橋博巳さんの見解が示されていないことが、やや残念だとしています。その先行研究というのは、大森映子さんの『お家相続 大名家の苦闘』(角川選書)と島尾新さんの『水墨画入門』(岩波新書)です。 僕も読んだ『お家相続 大名家の苦闘...